私の妻には学芸員の関さんが、易しく解説してくださり、これから訪れる産地の
岩石や鉱物についての知識を深めることができた。
展示は、ドイツ・ミュヘン大学の付属鉱物博物館を参考にしたというだけあり
洗練されたもので、好感が持てます。
鉱物ファンといわず、子ども達にも、是非一度は訪れて欲しいと思います。
入館料:大人 500円(幼稚園児以下無料)
営業時間:9時〜17時
休館日:年中無休(ただし、12月〜2月は月曜日休館)
(2003年11月見学)
@石を科学する
天然記念物の礫質片岩をはじめ、この地域特有の変成岩を展示し
大歩危渓谷の成り立ちをビデオやジオラマで紹介する。
大歩危ジオラマ 礫質片岩
A人のくらしと石
人がどのように石と関わってきたのか、金、銀、銅そして鉄などの地下資源の
活用方法について、展示してある。
B石の花 -宝石とその原石-
人類、とりわけ女性を魅了する宝石とその原石がもつ神秘的なまでの美しさを
堪能できます。ルミネッセンッス室では、紫外線で発する各種鉱物の蛍光が
幻想的な美しさです。
4.おわりに
『・・・・乙女鉱山の水晶やホタル石、カリ長石などを多数ご寄贈いただきました。
展示標本としてだけでなく、子どもたちの総合学習用教材として使用できる標本が
増えたことに感謝しております。当館は、みなさんご存じの通り国産標本が数少ない
状況です。この機会に子どもたちも国産の鉱物や岩石を手にとって、石について少しでも
興味をもっていただければと思っています。』
5.参考文献